UMB2006王者ラッパーにして、2代目フリースタイルモンスター。己の哲学を織り交ぜて数々の名言を生み出すFORK(フォーク)さんですが、揺るがぬ押韻主義でHIP HOPシーンを盛り上げています。説得力のある言葉を生み出すFORK(フォーク)さんの背景ですが、実は高学歴大学出身だとか!?今回はFORK(フォーク)さんのプロフィールや、数々のライム集の一部を紹介させてもらいます。
【ラッパー】FORK(フォーク)は早稲田出身?
今旬に乗っているラッパーは、実は高学歴が多いって知ってました!?
HIP HOP界の大御所であるKREVAさんやZeebraさんが、慶應義塾大学に通っていたとか、m-floのVERVALさんはアメリカでボストンガレッジを卒業しています。
頭の速さや即興力からも伺えますね!
他にも、RHYMESTARというユニットのMymmy-D、宇多丸、DJ JINはみな早稲田大学を卒業しています。
学年は違えど、ソウルミュージック研究会の部長を務めています。
そして、FORKも実は早稲田大学出身ではないかとひそかに噂されています。(当時はSNSもなかったので情報の発祥元は定かではないです。)ICE BAHNのメンバーである玉露・KITと同じ大学という情報もあるので、3人とも言わずと知れた高学歴だったとなると非常に面白いですね!
FORKの経験から生まれた彼の哲学を交えた言葉の重み(ウェイト)、どの相手に対しても芯の通った話の組み立て方、そして内に秘めたる熱い思いをクールな容姿と徹底した圧倒的押韻で観客を魅了する、どの点から見ても、早稲田大学に在学していたとしても、おかしくない頭の回転の良さですね!
FORK(ICE BAHN)のプロフィール!
本名 | 田中 貴之(たなか たかゆき) |
出身 | 神奈川県横浜出身 |
生年月日 | 1980年 |
年齢 | 39歳 |
身長 | 170cm程度 |
職業 | ラッパー |
グループ | ICE BAHN |
所属レーベル | HAMMERHEAD RECORDS |
FORKさんは、神奈川を代表するHIP HOPグループ”ICE BAHN”のメンバーとして、またフリースタイラーとしてHIP HOPシーンを長い期間盛り上げてきました。
あの最高のMCバトルイベント・UMB2006で優勝した経験を持ち、00年代のMCバトルの一つの頂点を築きあげました。
2017年に2代目モンスターとして就任され、難関である4人目(中ボス的立ち位置)としてよく出場しています。
FORK(フォーク)のライム集3選!
布団が吹っ飛んだ これはダジャレだ
布団が俺に吹く強烈な風に乗って吹っ飛んだ これがライムだ
わかるか?ライムってのは踏んでる部分だけじゃない
そこまでのプロセスに全てをかけなさい
わかるだろ?モンスターに戻ってこい
ついでに今吹っ飛んだ布団も取って来い
R-指定とのバトルで放ったこの言葉はHIP HOPの本質を考えさせられますね!
ICEBAHN a.k.a RHYME SAVER 客の心震わせるバイブレーターだ
“姓はICE BAHN、名をFORKだ”の挨拶に次ぐ、インパクトある自己紹介ですね!
全く入って来ないよこいつの話、客は棒立ちまるでカカシ。見てるとなんだか俺の方まで悲しい、お前はまだまだ剥けてないサナギ。形より中身 人は鏡 見据える高み ヘッズは興奮して前屈みだよ!
ダンジョンの会場の観客をも巻き込み、韻を踏みまくって表現する。その上に、相手の核心部分を刺しにいくワードチョイスは秀悦!
FORK(フォーク)の名言3選!
お前が見てる先よりもな 俺はもっと先を見てんだよ
お前を通して初代モンスターとも勝負してんだよ
言っとくけどな モンスターが変わってつまんなくなったからって
俺が絶対に言わせねえからな
そのために体張って頭使ってく 人が強くなるのは逆境に立ってからだよ
ーーー MC KUREI vs FORK
チャレンジャーを通じてその先にあるものを表現する2代目モンスターであるFORKさん。彼が培ってきた人生観を言葉で表現し、現状に満足することなく、挑み続ける姿勢はかっこよすぎます!
韻を踏むためにラップすんじゃねえ 言いてぇ事をラップして踏むんだよ
韻を踏むために言葉を選ぶのではなく、言葉はあくまで「手段」なので、伝えたい事、ぶつけたい思い自体を韻に乗せる「表現者」としての本質を改めて気付かされる言葉です。
RHYME主義だよ 要は使い方 量で誤魔化さねぇ その味が美味いかだ
テメェの腹を満たすだけの為に ドカ食いしてる小僧と一緒にすんじゃねぇ
ーーー vs SURRY
これは数々のバトルを経験してきたFORKが言うからこそ胸に刺さりますね。腹を満たすだけの子供は単なる自己中心的かつ自己満足。バトル数や場数だけで実力は決まらない。そこに込める想い、それをどう活かし発信するのかが大事。このセオリーがあるからこそ、第4ラウンドを任されることにふさわしく、安定の押韻主義としてのブランディングがあるんでしょうね!