フリースタイルダンジョン2代目モンスター紹介!キャラが濃いメンバーが勢揃い!





フリースタイルダンジョンの2代目モンスター6人についてまとめました!

2代目は、初代モンスターに増して各々が強烈なメンバーです。ラスボスは言うまでもなく、実績とその名にふさわしい般若さんが務めていましたが、2019年5月には引退を節目に、実力と人柄でR-指定さんがその王座を引き継ぎました。

そんな王座を取り巻く五天王(ACE、祟勲、輪入道、呂布カルマ、裂固、FORK)は、挑戦者からポジションと賞金を守るために2017年に厳選されました。HIP HOPシーンを初期時代から盛り上げ名高い評判である漢 a.k.a GAMIさんや、当時の最年少かつ若手No.1のT-Pabloさんと共に並ぶ、ないしはそれを超えうる迫力と個性を兼ねそろえるBOSSである6人について今回は紹介します。

ACE

ブラジル生まれの新宿育ち小学校の時に『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のオープニング「WAR WAR! STOP IT」のラップに感銘を受け、HIP  HOPへの関心を高める。その後、「B-BOY PARK MC BATTLE U-20」や「戦極MC BATTLE」など、様々なバトルに参戦し優勝する。

フリースタイルダンジョンでは初代・隠れモンスターとして参加し、今では2代目モンスターとして、100万円を背負ってそれを挑戦者から守る、ディフェンス側として活躍されています。ACEさんの強さは分かりやすさ。ストリートナンパをできる精神性を持ち、初めて会うお客さんでさえも引き込む込む魅力を持っているので、例えばどんな女性でも1日限りでお持ち帰りできるパワーを持っていると例えられています。

そんなACEさんですが、私生活では奥さんがいます。シャルルさんという名前でラッパーとして活動しています。HIP HOPを通じて澁谷サイファーで出会っただけでなく、驚くべきことに、当時は彼の愛弟子でした。そんな彼女は2017年に出産し、育児に育まれています。

HIP HOPシーンに表れた日本生まれのブラジル人ラッパー。ACEが未来のエースか!

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崇勲

レペゼン春日部・埼玉出身ラッパー。「すうくん」というあだ名から今の名前に繋がったみたいです。2015年のKING OF KINGS -FINAL UMBで優勝し、賞金の150万円2ヶ月で使い切る男です。フリースタイルダンジョンでは、ラスボス般若の元まで辿り着いたことで話題を集めました。惜しくもラスボス般若を倒すことはできなかったものの全部で3回のクリティカルヒットを成し遂げるという結果を残す。

(控えめにいって)モンスターの中では、ラップが飛び抜けて上手いわけでもないしリズム感もいいわけではない。ライムもキレがある訳ではないが、すごく耳に残る声色で彼のスタイルを繰り広げる。リズムも独特だからどうしても相手のリズムが崩れてしまう。正統派な相手に対しては、真正面から立ち向かってこない崇勲のようなスタイルは厄介なのかもしれません。

力強い容姿とは裏腹に人見知りを容認している祟勲ですが、相手のMCをを攻撃するのではなく、ありのままの自分へ自問自答を繰り返しながらも出てくる言葉に必ずユーモアを散りばめた、物事を入念に見定める彼の表現スタイルは、一体どこから来ているのだろうか。そして、これからのHIP HOPをさらに盛り上げてほしいです。

 

輪入道

千葉県出身のラッパー、平成2年生まれ。MCネームの輪入道(わにゅうどう)は、妖怪の名前。口から光線を出して人間をダイヤに変えるっていう設定から、『石ころをダイヤに変えてみたかった』という思いも含まれている。

2013年、自身主宰のレーベル「GARAGE MUSIC JAPAN」を立ち上げるのみならずメディアにも出演。2016年に、フリースタイルダンジョンに初出演、2017年に晴れて二代目モンスターとなる。

図太い彼の声とコンプラだらけのパフォーマンスが特徴的だが、どうやら私生活では律儀な一面も下記のツイッターから伺える。人は見かけによらないとはこのことですね!

2019年3月に3枚目のアルバムを出した輪入道ですが、HIP HOP業界でフェスに出演するのみならず、ラジオパーソナリティや暴道祭という自主イベントも企画したりと活動の場を広げ続けている目覚ましい活躍は目が離せませんね!

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呂布カルマ

2代目モンスターを代表する名古屋発ラッパー呂布(りょふ)カルマですが、ヒップホップレーベルのJET CITY PEOPLEの代表でもあります。過激な表現と鋭い眼光、的確な返しで相手をディスる彼の言葉の重みは、他のラッパーを抜きん出る光るセンスと彼らしさかパフォーマンスににじみ出ています。

以外にも、呂布カルマがラッパーとして独立する前は、学習塾の教室長として仕事を掛け持ちしていてました。(塾に来る生徒や親は真面目な方が多く、音楽活動をしている人はいなかっととのこと)生徒の進路や可能性ある将来を真剣に考えていました。仕事のみならず経営分析にも真面目で社員からも慕われていました。ただ途中から、土日のライブで稼ぐギャラがお勤めの給料を上回ってきて、覚悟を決めて独立を決心。

最も呂布カルマらしいことは”言葉選び”。例え、タブーな話題について話すのは危ないと思われていることでも、自分の判断で大丈夫だということは、リアルであれネットであれ発言を躊躇しない、彼は危ない発言をする人みたいなブランディング。だからこそ、他の新米ラッパーよりも言葉の重みがあるのかもしれないですね。音楽活動だけでなく、メディアにも引っ張りだこの呂布カルマさんには今後も期待です!

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裂固

フリースタイルダンジョン2代目最年少モンスター、岐阜県出身ラッパー(れっこ・1997年生まれ)さん。

15歳の頃に両親が離婚し、経済的に苦しい母を支えるために休みの日も身を粉にして働き尽くしていました。ただ、目の前の現状からどうやって逆転してやろうかと学生ながらに考えている彼の思いは、まさに苦境から這い上がるHIP HOP精神そのものです。この逆境をばねに上り詰めた裂固さんですが、当時はなんと輪入道さんに憧れてHIP HOPを始めたと語っています。そして、2016年には高校生ラップ選手権第9回のチャンピオンとなりました。

韻を踏む言葉の選び方が怖すぎる

裂固が見せる一語に対して繰り出す倍返し以上の応酬

ゾーンに入れば負ける気がしない

韻はタイトに踏むスタイル、韻で作っていく文章、言葉遊び

最年少だからとか、容姿が良いからではなく、裂固さんの壮絶な過去を知った上で、彼の言葉を再び聞くと、明日を生き抜こうとする強い思いがひしひしと伝わってきます。若き20代のHIP HOP界トップランナー、今後もどんどん引っ張っていってもらいたいですね!

⇒⇒裂固(れっこ)の身長や髪型は?呂布カルマやG-HOPEを圧倒したMCバトルとは?

FORK

「姓をICE BAHN(アイスバーン)、名前はFORK(フォーク)だ!」

FORKさんは、神奈川を代表するHIP HOPグループ”ICE BAHN”のメンバーとして、またフリースタイラーとしてシーンを盛り上げています。あの最高のMCバトルイベント・UMB2006で優勝した経験を持ち、00年代のMCバトルの一つの頂点を築きあげました。2017年に2代目モンスターとして就任され、4人目と難問(中ボス!?)

強みは、全てのバトルで韻を踏む事へのこだわりを持ち続けていること。通称「ライムセーバー」と称えられ、言葉の重みを持って相手へ的確にアンサーするクールなスタイルはFORKしか出せない持ち味ですね!

ライムは硬いし言葉遊びがうまい、RHYMESAVERのファッションがトレードであるFORKさん。現モンスターの呂布カルマさんでさえ、「FORKのライミングが完璧すぎて今のスタイルに落ち着いた」と認めているそうです。今後とも目が離せません!